庭のリフォームをお考えの方々の間で屋根付きウッドデッキが今大変注目されています。ウッドデッキに屋根をつけるとそこは室外空間、アウトドアなのに心地良い風の入るリビングでもあるような、さまざまな使い方ができる空間となります。
実用面では雨の心配なく洗濯物を干したまま外出できたり、お子様がお友達と雨の日でも外で遊べたり紫外線を気にせずに遊べたり、またお庭のデザインにリズムが生まれ景色が変わります。
ウッドデッキに屋根をプラスするとご自宅での過ごし方、楽しみ方、利便性が広がり特別な時間がうまれます。
それでは、実際につけたときのメリットや、おすすめのウッドデッキの屋根について見ていきましょう。
ウッドデッキに屋根をつけるメリットをいくつかご紹介します。
朝の天気予報では晴れだったのに、雨が急に降り出してしまい、その日干した洗濯物を諦めたことはないですか?また洗濯物を室内干しにして、急な来客時に困ったなどありませんか?
屋根付きのウッドデッキなら急な雨でも外出先、お仕事先にいても安心です。もちろん、来客時も気にせずOK。
ウッドデッキと屋根、そして側面や正面に囲いをつけると強い風雨から洗濯物を守るのはもちろん、風の強い日は埃からも、花粉の飛ぶ時期には、洗濯物に大量の花粉が付着することを防いでくれるので、花粉症でお悩みの方には嬉しいですね。
わずかなスペースも屋根を付けることで有効なスペースへとアップグレードできます。敷地内にあるちょっとしたスペース、「もったいない」、「何か活用できないか」とお考えになったことはありませんか?
サイズが豊富なので今まで使えていなかったスペースも様々な用途に使うことができます。たとえば自転車やバイクなどの駐輪場。雨よけカバーを都度つけたり外したりすることなく、忙しい毎日に大変便利です。
風雨にさらされずに済むので、自転車やバイクの劣化を防ぐことができます。
建物からの出入口の上にかぶせるように設置をすれば雨にも濡れずに駐輪場にいけますね。また、屋根下に物置などがある場合は、濡れる心配なく必要なものの出し入れができます。家庭菜園をされている場合は収穫したお野菜を干すことも可能に。マルチスペースとして活用できます。
パーゴラやオーニングは常に視界に入るためお庭全体のデザイン、演出にとっても大事な要素となります。日陰をつくるという実用性の他に庭との高低差、リズムとバランスをとってくれる重要な役目を果たしてくれます。
家の外観に合わせた作り、色で作りこむことで建築物とお庭との一体感が増しますし、パーゴラにつる性植物を絡ませればガーデンが立体的になり風を視覚で感じられるリズム感のあるガーデンとなります。
パーゴラの下での時間も季節を楽しめる特別なものとなるでしょう。
オーニングはお庭の雰囲気、お好みに合わせ生地をお選びになれるので美しいお庭の演出にお使いになれます。
開いたり、閉じたりの動作を手動、または電動の場合はスイッチ1つで行えたり、角度を変えられるものもあり日陰の領域をコントロールできるのも便利です。
また、屋根素材に使われるものには有害な紫外線をほぼ100%カットしウッドデッキの塗装、皮膜の退色や腐食、劣化の進行を抑えてくれるものがあります。
紫外線をカットしますのでお子様を外で遊ばせるのも、それを見守る大人も安心、人体にやさしい素材です。室内フローリング材や大事な家具、カーテンなどの日焼けによる色褪せや劣化を軽減します。
また素材によっては熱線吸収機能もあり熱さの元となる熱線を遮るため屋根下、室内の温度上昇を軽減、省エネにも優れた効果が期待できます。
メリットの多い、屋根付きウッドデッキにもいくつか種類があります。目的・用途に応じて、タイプを選ぶことをおすすめします。
ポリカーボネートは紫外線や熱線を妨げ、過ごす時間をより快適なものとしてくれます。気温による変形も少なく施工時の扱いやすさも特徴です。色も選択でき、建築、庭の景観に合わせる事が可能。なかには、アルミ製で遮光を実現したものもあります。
形状としては平板と波板がありますが一般的にお求めやすいとされている波板は溝に汚れが堆積しやすく、下から屋根を見上げた時に目立ちやすくホースを使ってやさしく水で洗い流すなど定期的な掃除が必要です。
ポリカーボネートは掃除・お手入れ時擦ると傷がつきやすくくもった状態になってしまうため扱いには注意が必要ですが、省エネ効果などメリットも多く広く普及しています。なお、傷が目立ちにくいすりガラス調の商品もあるため、そちらを購入することもおすすめです。
タープやサンシェードは入手しやすくまた建築物に紐で固定をしたり、下端をフックやレンガを置いて固定したり気軽に設置できるため人気です。
メッシュ素材のものも多く、風を通すため設置しても風に強く煽られないため日陰にいても安心です。はり方によっては目隠しにもなるため、リビングからの掃き出し窓の上から庭の地面やデッキ縁に付けた場合、外からの視線を遮ってくれるだけでなく室内に心地良い風も届けてくれます。
室内は作られた日陰によって熱さが緩和され省エネにもなります。
常設ではなく使わない時期は水で埃をおとし乾かした後たたんでしまっておけるのもうれしいポイントです。
オーニングは掃き出し窓の上に常設された収納できる屋根です。
使いたい時に広げ、使わない時はロール状になって収納されています。
生地はポリエステルやキャンバスがありキャンバスはアクリル原着糸を使用、退色堅牢性に優れていて、屋外で長期間紫外線にさらされてもほとんど色あせる事がないものもあり、湿気、カビによる劣化を防ぎ、日光や雨風による退色にも強いです。また、撥水性に優れた素材のものが多く小雨の場合は、しのぐことも可能です。
既製品もありますが、窓のサイズ、張り出したい寸法に合わせて作ることもできます。その場合、建物物の外壁がオーニングを設置できる構造になっているか、重さに耐えられるか、などの確認が必要になります。生地素材には紫外線をカットするものもあり日焼けの心配も防げます。オーダーで作る場合、生地の種類も豊富なので庭のデザインに合わせられるのも嬉しいですね。
パーゴラを取り付けるとウッドデッキのアウトドアリビングとしてのデザイン性が高まるだけでなく、庭全体のデザインが高まります。パーゴラはデッキ材と同じ素材やアルミ素材で作れます。パーゴラにシェードやタープをつけることもできますし、つる性の植物を這わせれば風にそよぐ心地良い日陰もつくってくれます。
パーゴラの下にテーブルと椅子のセットを置けば自然の中で友人とのカフェタイムを楽しめたり、家族との食事をゆっくりと楽しめたりと、季節を感じられる暮らしの楽しみ方が広がります。
柱に囲まれた空間は開放的でありながら一つの部屋としてくつろぎの空間となります。ハンギングタイプの照明を下げれば夜もおしゃれなカフェにいるような楽しみ方もできますね。
設置することでメリットが多い、デッキの屋根ですが、できれば簡単に設置ができ、かつ丈夫だと嬉しいですよね。強度にこだわろうとするととくに気になるのが設置時の家への負担です。
家を建てて数年後に「テラス屋根をつけたい」という場合におすすめなのが、独立タイプテラス。雨除け、日よけがしっかりでき、強度もありますが住宅の躯体にネジ留めしなくて済むので、外壁を傷つけることがありません。
クガ 利奈/
ガーデンデザイナー
プレジャーガーデン&リビング
株式会社 代表
日系ブラジル人の夫と大学生の子供二人の4人で千葉県いすみ市に住んでいます。
ポートランドでの生活経験を生かし自然とインテリア感覚のコーディネーションによるガーデンデザイン・住宅のリノベーションを手がけています。
お客さまのお悩みやリフォームでのポイントを大きく3つの状況に分け、ご紹介いたします。
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