リフォームコンタクトTOP > キッチン・台所リフォーム > キッチンリフォーム大事典 > マダム・サンウエーブの「素敵な暮らし」の第一歩
キッチンプランの実例を10万件以上見てきた経験に加え、「生きることは食べること」をテーマに、食育の活動を推進しながら、食の伝統の実践を視野に入れたキッチンづくりを日々研究中。HPでは収納の秘訣も公開中。モットーは「本物に触れること」。二級建築士、照明士、インテリアコーディネーター、キッチンスペシャリスト、カラーコーディネーター、住福祉環境コーディネーターなど多数の資格を保持。増改築産業協会理事。インテリア産業協会、マンションリフォーム担当協議会、キッチンバス工業会など各委員会に参画。
家事をポジティブにこなすのが賢いマダム。お仕事優先のシングル、子育て真っ最中のママ、第二の人生を謳歌中、いろんなライフステージの皆様に向けて、マダム・サンウエーブが考える「素敵な女性の生き方」についてお話したいと思います。
ただのオバサンに終わるか、素敵な大人=マダムになるか。もちろん、マダムのほうを目指したいですよね。理知的で愛情にあふれる美しい女性…。美しいというのは、単に外見上ではなく、内面から輝くものをどれだけ放っているかということ。例えばビジネスシーンでもプライベートでも、時間の使い方が上手でテキパキと物事をこなせる。人の言うことに流されずに自分の価値観をもって対人関係を築ける。そしてアート鑑賞や小さな旅をはじめ、趣味を通じていつも感性を磨いている。そう、自分なりのライフスタイルを確立して、暮らしを充実させている女性こそが、美しく年を重ねられるのではないでしょうか。

現実は仕事や家の雑事で手一杯!そんなお声も聞こえてきそうですね。かくいう私も、仕事に追われてドタバタの中で週末になだれこむ、そんな日常です。それでも家事をそんなにイヤなコトとは考えていません。 たしかに家の整頓、掃除、お洗濯に調理、キリがありませんし手間もかかります。実際に女性の負担になる場合が多いようです。でもちょっとだけ、意識を変えてみましょう。例えば、片づけやお掃除。賢いマダムは、常に点検して必要な物と不要な物を見極め、手際よく元の位置に戻し、清掃します。そのとき、「部屋が散らかったから片づける、そして疲れた」ではマイナス思考。でも「落ち着ける雰囲気を作り出したいから片づける、そして自分も家族も安らげた」と考えれば、ハッピーではありませんか?作業が大変なら、効率的な動線や手順を工夫したり、家族にどう手伝ってもらうか考えたり。そして、そのためのコミュニケーションを図る時間を作る。それが大人の女性としての行動だと思います。家事をもっとポジティブにとらえてみてはいかがでしょう。

マダムはまさに「住まいの総支配人」として、常に自分で家の中を好みの状態にキープします。時にはインテリアデザイナーになって、デコレーションをほどこしセンスアップするのも腕のみせどころ。「住」を充実させることは、自分や家族の拠点を大切に考えている証拠です。なにも高級な家具をそろえるのがいい、ということではありません。自らの感性で季節のお花を心をこめて生けてみる、お気に入りの小さな額絵を飾ってみる。それだけで、家の居心地はぐんと快適になるでしょう。ハイセンスなファッションに身を包んでいる女性は素敵ですが、住まいを丁寧にしつらえている人はもっと魅力的ですね。

「食」のことはいかがですか。慌ただしい日々の中では、調理にかけられる時間も少なく、落ち着かないうちになんとなく食事をすませてしまっている、そんなご家庭も少なくないようです。でも素敵なマダムには、やっぱり愛情にあふれた食卓をこころがけていただきたいですね。例えばお子さんの「食育」を考えて、できるだけ材料を吟味する。ご主人の健康状態に配慮して低カロリーでも美味しいメニューを工夫してみる。平日はお仕事などで忙しければ、週末だけでもいいと思います。
その時、家族みんなで協力しあって作業ができたら、会話も弾んで楽しいでしょう。最近では、コミュニケーションの取りやすい対面式キッチンやアイランド型キッチンなどが好まれています。リフォームの機会があったら、ぜひ検討してみてください。本当の意味での豊かな食生活を送ることが、家族全員の幸せにつながるのだと信じています。
最近は住まいに関する情報がたくさんあり、自分らしさにこだわる人が増えてきました。キッチンについても、「オーダーで自分だけのキッチンができたら素敵。既製品のシステムキッチンじゃつまらないんじゃない?」 というお声を耳にすることも。でも、最初から決めつけないで、 メーカーのシステムキッチンの良さにもちょっと注目してみて下さい。
LIXILのシステムキッチンは、日本の「台所」を知りぬいて製造された工業製品です。たくさんのお客様の声を聞き、多分野のプロの知恵を結集させて生まれてきました。例えば、キャビネットの引き出しをいかに使いやすくするかについては、レールのメーカーと協議したり、身体にフィットするカウンタートップの寸法を専門機関で繰り返し実験を行ったり。つまり一人の人が経験するよりももっと多くの検証に基づいて作られた、という点でとても機能的なのです。さらに量産で値段を整え、扉や天板の素材や設備機器のバリエーションを豊富にそろえることで、より多くの方の様々なニーズにお応えできるようになっています。システムキッチンのしくみや商品のコンセプトをよく知れば、あなたにぴったりのキッチンを実現することができるでしょう。