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油や煙をパワフルにキャッチ。IHにぴったりのタイプも
キッチンの空気をキレイに保つには、コンロの上に設置するレンジフードが大きな役割りを果たします。換気ファンとフードがセットになっていて、フードの形や機能によって下記のような種類があります。
<ブーツタイプ>
昔からある、ベーシックな深型のレンジフードです。
<浅型タイプ>
浅型のレンジフードで、現在ではこのタイプが一般的になっています。見た目にはスリムですが、コンロに面した平らなパネルで煙を捕らえ、パネルの周りの吸気口からどんどん排出してとてもパワフル。アイランドキッチン用に、天井から吊るすタイプも出ています。
お掃除のしやすさも大進歩
レンジフードの掃除はつい面倒で、フィルターの汚れもそのままにしがち、という人も多いのではないでしょうか。でも、最近のレンジフードはお手入れがとてもラクになっています。なんと、浅型タイプやアイレベルタイプは、フィルターがありません。パネルの表面や内側を軽く拭き、あとは小さなオイルトレーに溜まった油や水分を処分するだけ。とくにアイレベルタイプは、パネルが手の届きやすい位置に設置されているので、お手入れの時にムリな姿勢をとらずにすみます。お掃除がまめにできれば、フィルターが目詰まりして吸い込みが悪くなる、そんな悩みもなくなりますね。
中央:月に1度は整流パネルの内側を拭き
右:オイルトレーを外して洗います。内側もフラットで拭きやすく、フッ素加工でお手入れがラクです。
加熱機器を点けると自動的にファンが回るなどの機能も
さらに最近のレンジフードには便利機能もいろいろ。例えば、「無線連動タイプ」ならコンロを点火すると自動的に運転がスタートし、火を消すと数分後にストップ。つけ忘れや消し忘れが防げるというメリットがあります。また、一日中弱い風で換気を行い、室内に湿気やにおいがこもらないようにするタイプもあります。
※無線連動機能つきレンジフードををご希望の方は、加熱機器も無線連動機能付きをお選びください。
インテリアに合わせて、デザインを選びましょう
デザイン面にも注目してみましょう。浅型タイプではフードの存在感を目立たなくできます。マントルタイプも形はスマートですし、オールステンレス製などは見た目もとてもモダンです。さらには、照明をつけるとブルーのイルミネーションが光って幻想的な雰囲気をかもし出すという、スタイリッシュなレンジフードもあります。わが家のキッチンにはどんなデザインが合うか、お部屋全体のインテリアのイメージを考えながら、選んでみてください。
右:青色のイルミネーション付きのもの。インテリアとしても選んでみたい、おしゃれなタイプが登場している。